NIL LARA / ニル・ララ
ミスチルの櫻井が認めたなんちゃらという謳い文句すら、安っぽく聞こえるほど、このアルバムはとても素晴らしい。
ラテン・ロック系になるのかな、とても無く歌が上手い訳ではないが、感情豊かで時には情熱的、時には陽気な様々な表情を聴かせてくれます。
独自制作したギターを弾いているらしく、どこかツェッペリンの影響があるのかなと思うほど、リズムギターにも拘りが感じられます。
バック演奏は最小限に歌をメインにしている。
全曲シングルカットしてもおかしくないアルバムです。
むしろシングルカットした「Money Makes The Monkey Dance」が一番いけてない程。
しかし、このアルバム以降は別の次元に飛んでいってしまったので、これが最初で最後のアルバムと思っています。
墓場に持って行きたいアルバムです。